河合育子歌集『春の質量』
- 物販商品(自宅から発送)支払いから発送までの日数:5日以内¥ 2,740
河合育子 第一歌集 『春の質量』 ーーー 天上の春の質量いかほどかひかり引つ張りひきがへる跳ぶ ーーー 「その作品世界のなかでは、空も雲も草木も鳥獣虫魚も、そして作者自身も、大きくなったり小さくなったりしながら、さまざまに未知の表情を見せる。ファンタジックな感性とゆたかな表現力をたずさえる、この新しい歌人の出発に拍手を贈りたい。」 ──小島ゆかり(歌人)・帯より 【五首選】 ・空よりもおほきその羽収めたるのちの鴉はちんまりしたり ・かなぶんのみどりのからだ死ののちも真夏の陽ざしかつんと返す ・めぐりくる人事異動の日のそらは白木蓮の風の十字路 ・B定食のフライのにほひ踊り場へのぼりくるなり濃きこがねいろ ・時ながく家族の会話聴く卓はこのごろ軋む人のこゑにて 著者:河合育子 1965年 愛知県生まれ 2011年 コスモス短歌会入会 2014年 桐の花賞受賞 2015年 O先生賞受賞 COCOONの会参加 出版社 : 短歌研究社 発売日 : 2022/10/11 言語 : 日本語 単行本 : 208ページ 税込価格:2,530円 *表示価格は送料込
河合育子 第一歌集 『春の質量』
ーーー
天上の春の質量いかほどかひかり引つ張りひきがへる跳ぶ
ーーー
「その作品世界のなかでは、空も雲も草木も鳥獣虫魚も、そして作者自身も、大きくなったり小さくなったりしながら、さまざまに未知の表情を見せる。ファンタジックな感性とゆたかな表現力をたずさえる、この新しい歌人の出発に拍手を贈りたい。」
──小島ゆかり(歌人)・帯より
【五首選】
・空よりもおほきその羽収めたるのちの鴉はちんまりしたり
・かなぶんのみどりのからだ死ののちも真夏の陽ざしかつんと返す
・めぐりくる人事異動の日のそらは白木蓮の風の十字路
・B定食のフライのにほひ踊り場へのぼりくるなり濃きこがねいろ
・時ながく家族の会話聴く卓はこのごろ軋む人のこゑにて
著者:河合育子
1965年 愛知県生まれ
2011年 コスモス短歌会入会
2014年 桐の花賞受賞
2015年 O先生賞受賞
COCOONの会参加
出版社 : 短歌研究社
発売日 : 2022/10/11
言語 : 日本語
単行本 : 208ページ
税込価格:2,530円
*表示価格は送料込